【過去問解説(情報)】R2 第8問 ファイル・データ分析

今回は経営情報システムのR2年第8問について解説します。

R2情報 第8問

PC を用いる業務処理では多様なソフトウェアが使われていることから、異なるソフトウェア間でデータを交換する場合がよくある。
データ交換に利用するデータ形式としての CSV に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 文字データや数値データだけではなく、データ間の区切り位置にタグを挿入することで画像やプログラムも記録できる。
イ 文字データや数値データだけではなく、データ間の区切り位置にタブを挿入することで計算式や書式情報も記録できる。
ウ 文字データや数値データのデータ間の区切りとしてカンマを、レコード間の区切りとして改行を使用する。
エ 文字データや数値データのデータ間の区切りとして空白、コロンあるいはセミコロンを使用する。

解説

CSVに関する問題です。
CSVはアプリ間のデータの交換などでも使われていて、日常でも使っている方は多いのではないでしょうか。

それでは早速各選択肢について見ていきましょう。

選択肢アについては、CSVはテキストファイルで、画像やプログラムを記録することはできません。よってこの選択肢は×です。

選択肢イについては、CSVはテキストファイルで、書式の情報を記録することはできません。よってこの選択肢は×です。

選択肢ウはその通りで、CSVのデータ間の区切りにはカンマを使います。

選択肢エは、「データ間の区切りとして空白、コロンあるいはセミコロンを使用する」とありますが、CSVの場合、選択肢ウでも確認した通り、カンマで区切りますので、この選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢ウとなります。

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